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このウィザードはBEA WebLoginデータベース・プールをインポートする2通りの方法を提供します。最初の方法は構成ファイル(config.xml)を使用します。もしこの方法を選択すると、ウィザードはできるだけ多くの項目を変換し、変換できない項目を手動で入力するように聞いてきます。入力しなくてはいけない値の1つはデータベースのパスワードです。
2つ目の方法は、Apache GeronimoとBEA WebLogicサーバーが同一のマシンにインストールされているときに可能です。この方法ではWebLogicのインストール先とドメイン・ディレクトリを直接指定します。データベースのパスワードを直接読み取れる利点があります。
どちらの方法をとっても、データベース・ドライバーjarのありかをGeronimoに教える必要があります。この例では、 Repository Viewer を使い PointBase ドライバーjarをインストールします。
以下が PointBase データベース・ドライバーjarをGeronimoにインストールする手順の要約です。
- PointBase クライアント・ドライバーjar
pbclient44.jar
を見つけてください。このファイルは <bea_home>weblogic81\common\eval\pointbase\lib ディレクトリに存在します。このファイルをコピーし、pbclient-4.4.0.jar
にリネームします。 - Repository Viewer を使って PointBase ドライバーjarをインストールします。管理コンソールの Common Libs をクリックし、ポートレットにアクセスします。参照 をクリックしてデータベース・ドライバjarを選択します。Group: を PointBase に変更し、他の項目は初期値のままで Install をクリックします。repository entries リストの先頭付近に
PointBase/pbclient/4.4.0/jar
が表示されます。
Geronimo管理コンソールの Database Pools リンクをクリックし、Database Pools ポートレットの Import from WebLogic 8.1 をクリックします。下図にインポート・ウィザードを示します。
この例では、2番目の方法に焦点を当てます。WebLogicサーバには全てのサンプル・アプリケーションを含むデフォルトの example ドメインが作成されています。このドメインは <bea_home>\user_projects\domains\examples ディレクトリに存在します。
(上に示した)インポート・ウィザードの最初の画面で、 Domain directory path: と weblogic81/server/lib path: に入力し、 Next をクリックします。
Domain directory path: <bea_home>\user_projects\domains\examples
weblogic81/server/lib path: <bea_home>\weblogic81\server\lib
下図の Step 2 では指定したWebLogic ドメインから Apache Geronimoにインポートされ、認識されたデータベース・プールのリストが示されています。
注意:もし接続テストを成功させたいなら、データベース・プールをインポートしようとするWebLogic ドメインは実行中でなければいけません。この例では examples-dataSource-demoPool に対応する、リストの上から2番目の Confirm and Deploy をクリックします。
次のステップでは、先ほどGeronimoリポジトリに作成した Driver JAR: を選択します。
注意:データベースのパスワードは設定されています。Test Connection をクリックし。下図のようになることを確認します。 Deploy をクリックします。
次のページは Step 2 に戻ります。残りのインポート可能なデータベース・プールが表示され、インポート済みのデータベース・プールのインポート・ステータスも表示されています。ここで Skip Remaining Pools をクリックしてインポート・ウィザードを終了できます。
データベース・プール・ポートレットにはインポートしたデータベース・プールが表示されます。